自社サーバにデータベースを構築するシステムです
オンプレミス版は、アプリケーションから、自社サーバ上のデータベースに接続し使用するクライアントサーバ型の販売管理システムです。
アプリケーションはお客様クライアント上にセットアップし、同一ネットワーク上にあるサーバのデータベースを参照・更新する仕組みとなります。
2ライセンス以上の場合は、自社のデータベースサーバが必須でサーバへのWindowsサーバおよびSQLサーバの接続ライセンスも必要となります。
システム構成
オンプレミス版の場合のシステム構成は、大きくわけて以下の4タイプがあります。
<タイプ①>1台構成
1ライセンスの場合はクライアントに無償のデータベースサーバ(Microsoft SQL Server Express)バージョンをセットアップします。
データベースサーバ本体の導入は必要ありません。
<タイプ②>2台以上、同一LAN構成
LANとは同一構内で有線や無線で接続された、各端末が通信できる同一ネットワークを意味します。
クライアントとデータベースサーバ全てが同一LAN上にある場合、データベースサーバの導入が必要です。
各クライアントにはアプリケーションをセットアップし、データベースサーバのデータを参照・更新します。
<タイプ③>2台以上、WAN(高速通信)構成
WANとは、東京-大阪間など、同一構内でない拠点間の広域ネットワークを意味します。
当ネットワークが専用線等で、高速通信が保証されている場合、タイプ②同様にデータベースサーバのみ導入します。
各クライアントにはアプリケーションをセットアップし、データベースサーバのデータを直接、参照・更新します。
この場合、回線上には大量のデータの更新・参照情報が行き来するため、セキュリティが高く、高速度帯域が保証されていることが重要となります。
本社と距離が近く、専用回線で高速の場合は問題ありませんが、そうでない場合は、負荷の高い処理を実行した場合に処理速度への影響が大くなる構成となります。
<タイプ④>2台以上、WAN(高速通信でない場合)構成
WANのネットワークが高速通信が保証されておらず、システムの処理速度が低下する恐れがある場合、データベースサーバの他、アプリケーションサーバとよばれるサーバも追加で設置します。
各拠点のクライアントからはこのサーバにリモート接続してシステムを使用する構成となります。
リモート接続方式のメリット
・リモート接続方式では、サーバの画面をクライアント上に表示してシステムを利用するイメージです。そのため回線上は、画面表示イメージやキーボード信号、プリントデータ程度しか行き来しませんので、通信負荷が抑えられます。
・システムは本社サーバ上で稼働しますので、クライアントのスペックに左右されずシステム稼働できます。 かつ、データの更新・参照情報はデータベースサーバとアプリケーションサーバ間での通信されますので、WANの回線速度の影響は受けません。
・クライアントにアプリケーションはセットアップしませんので、プログラムメンテは本社サーバのみの対応となります。
リモートデスクトップサーバとは
・拠点端末が複数台ご利用の場合、アプリケーションサーバにリモートデスクトップサービスを導入することで、同時接続が可能となります。
・リモートデスクトップサービスはWindowsに標準実装されておりますが、リモートアクセスライセンスは別途必要となります。
拠点間ネットワークについて
各拠点間のWAN回線やVPN通信網は、お客様にて構築された既存のサービスを使用します。もし、既存のWAN回線やVPN通信網のご契約がない場合は、既存のインターネット回線を利用したフリーのVPNソフトでの構築をご提案させていただく場合もございます。詳細は営業までお問合せください。
Windows10含め最新OSでご利用になれます
1ライセンスからご購入できます
1ライセンス¥360,000(税別) からご購入いただけます。
※ 同時稼働ライセンス数に応じて価格が決定し、導入時一括での支払いとなります。
※ 年間保守料は別途必要となります。
カスタマイズ対応が可能です
お客様オリジナルのカスタマイズ対応が可能です。
※ カスタマイズ費用は初期費用(導入時一括でお支払)となります。
すべての業種別パッケージで導入でき、オンプレミスモデルかハイブリッドモデルかを選択していただきます。
概算御見積
以下のサイトでオンプレミス版の概算御見積の確認ができます。是非ご利用ください。